代々木路上の後は恵比寿ガーデンプレイスへ。
来月発売されるSONYのデジタル一眼レフ α900体験会が開催27~28日の2日間開催されているため。
会場は「東京都写真美術館」の前の「ガーデンルーム」
小じんまりとした会場だが、ある程度ターゲットユーザーが限定されてくるフラッグシップモデルの会場規模としては、これくらいの広さが丁度いいのだろう。
カメラにご興味がある方にとっては説明するまでもないことだが、αシリーズのラインナップはソニーへの事業継承前の旧ミノルタの時代から商品名に数字が割り当てられてて、頭1桁「3」がエントリーモデル 「5」が少しランク上だがファミリーモデル 「7」がそのシリーズの中核モデル そして「9」がハイエンドモデルである。
ミノルタ→コニカミノルタ時代に遡ってもデジタル一眼レフでは初めての「9」モデルで、フィルムカメラを含めても1998年12月に発売されたα-9以来10年ぶりとなる。
この機種は、ハイエンドモデルと言っても所謂プロカメラマンをターゲットにはしていないようである。

ペンタプリズム部分が大きく見え全体的に頭でっかちに感じるデザインだが、ここはボディサイズ・重量を抑えたためにバランスとして大きく見えるのだと評価したい。
フラッグシップモデルであっても、撮影のために持ち歩く機械である以上、小型で機動力があった方がいいに決まっている。
ボディ背面のボタン レバー類の配列もα700と違いがなく、今日初めて触ったのに説明なしでも操作ができた。 こういうシリーズとしての統一感はありがたい。
α900で新たに加わった機能に撮影前に画像で効果を確認できる「インテリジェント プレビュー」がある。
デジタル画像ならではの機能。 説明を聞いているとなるほどとは思うのだが、屋内での商品撮影等、光の状態が安定している場所では使えそうだが、先ほどまで撮影していた代々木路上など、太陽光の射し加減が刻々と変わるような場所では、設定し終わっていざ撮影という時には、光線状態が変わってしまっていることもあるだろうから、素早く操作ができるようにならないと使いこなせない機能のように思えた。
普段α700のファインダーに慣れているせいもあるが視野率100%のファインダーでの見え方がやけに大きく感じられる。 そしてミノルタ時代からファインダーの明るさには定評があったが、さすがにフラッグシップモデルだけのことがある見やすさだ。
会場の一角に簡易スタジオがセットされていて実機による撮影体験ができる。

撮影に貸し出される機材はまだ量産モデルではないから、撮影した画像データの持ち帰りはNGだが、希望すればその場でプリントアウトはしてもらえる。
借りた本体に装着されていたレンズがこれ ゾナーT135mm F1.8。 プリントした写真を掲載したところでわからないが、非常にキレのいい描写。 この撮影状況ではボケ具合は評価できないが、屋外のポートレート撮影で試してみたいレンズである。
来年1月に発売予定の70-400mmF4.5-5.6G SSMとバリオゾナーT16-35mmF2.8 ZA SSMの2本もケース内展示されていた。
写真家の馬場信幸先生によるセミナーの最終回に参加した。 この先生は以前より「画質モードはスタンダードで十分」が持論でこの日の説明の中でもあった。
たしかに2460万画素ともなれば被写体によっては、ファインモードだとファイルサイズが15MB以上にもなるようで、かなりの大版で出力するか元画像をPCでピクセル等倍で表示してアラ探しでもするのでなければ、スタンダードで充分なのかもしれない。 自分は普段はファインモードで撮影しているが、その上のエクストラファインは使うことはない。
馬場先生の素晴らしいのは説明用のツールをいつも自作されて会場に持参されること。 ご自身で作成されるのだから説明には有効で歯切れのいい語り口もあって聴いている方を飽きさせない。
説明はα900だけに留まらず交換レンズ さらには最終回だからか時間を若干オーバーさせてフラッシュにまで及んだ。
なるほど説明を聴くとこのフラッシュ HVL-F58AMは縦位置でのバウンス撮影に威力を発揮しそうな優れ物である。
夕方18時までには帰宅する必要があったのでこれ以上の長居はせず、恵比寿ガーデンプレイスを後にした。
このシーンで夕焼け空だったらいい図になったろうにな。 時間切れ。
最近のコメント